2011年7月3日日曜日

InstantBird 〜複数のインスタントメッセンジャーを管理〜

Mozillaベースの統合インスタントメッセンジャークライアント、Instantbirdが約3年半の開発期間を経て遂に正式版となりました。
マルチプラットフォームで、Windows, Mac OS X, Linuxに対応しています。
現在のところUIの日本語化はされていませんが、日本語でのチャットは可能です。

MozillaベースのXULアプリであるため、拡張機能による自分好みのカスタマイズも可能になっている他、UIもFirefox同様でわかりやすくなっています。
それに加えInstantbirdはPidginのライブラリの libpurple をエンジンに採用することで、後発ながらPidginと同等の機能に対応しています。
統合IMクライアントでは最大手のPidginやUbuntuと統合されたEmphatyなどが有名ですが、これも期待できそうですね。

特徴
  • 複数のIMを統合して一つのアプリで管理できる。
  • タブによる会話ウィンドウの切り替えにより、複数のサービスを使っている場合もスッキリとまとめられる。
  • 拡張機能(既に250以上!)やテーマなどで自分好みのカスタマイズが可能。
  • 対応IMサービスを増やす拡張機能まであります。自作すれば日本語言語ファイルも作れる模様。
  • 現状ではグループチャットやファイル転送機能には非対応。

対応サービス
  • AOL Instant Messenger
  • Facebook チャット
  • Google トーク
  • Twitter
  • Windows Live メッセンジャー
  • Jabber
  • Yahoo!(米) Messenger
  • Yahoo!(Japan) メッセンジャー
  • Gadu-Gadu
  • Novell Groupwise
  • ICQ
  • IRC
  • MySpaceIM
  • Netsoul
  • QQ
  • SIMPLE
  • その他

導入方法
Instantbird 公式サイトよりダウンロードします。
Ubuntuのリポジトリ上のものは古いBeta版なので、正式版は公式サイトからダウンロードしましょう。

カスタマイズ可能なInstantBirdやBlueGriffonなどのMozilla系アプリが増えると楽しいですね。

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