2011年8月16日火曜日

Firefox 6 公開

アドオンによる自分好みにカスタマイズが可能なブラウザ、Firefox。
その次期バージョンとなるFirefox 6の正式版がリリースされました。
Windows, Mac OS X, Linuxに対応し、公式サイトからダウンロードできます。

新機能
  • レンダリングエンジンGecko 6.0を搭載。
  • progress要素などに対応し、Web標準技術への対応を強化。
  • ロケーションバー上でドメイン名を強調して表示。
  • Opera 11・IE 9式の表示方法ですね。Chromeはフルドメインが強調されています。
  • ロケーションバー左端のfaviconの表示領域のデザインをシンプルに。
  • Panoramaを改良。
  • 保存されているグループだけを読み込むようにすることで、起動を高速化しました。
  • アドオンマネージャにプラグインチェックを追加。
  • プラグインのアップデートも簡単に確認できるようになりました。
  • パーミッションマネージャを搭載。(about:permissions)
  • サイトごとにプライバシーの設定を行えるように。Chromeにも簡易的なのがありますね。
  • メモリの管理画面を強化。(about:memory)
  • メモリの開放が行えるようになりました。
  • Firefox Sync の設定を移動。
  • 分かりやすい場所に配置し、使いやすくなりました。
  • 開発環境の改善。
  • JavaScript コードを素早く作成、テストできる"スクラッチパッド"の搭載や、Web コンソールのウィンドウ分離や、Web 開発メニューの新設等が行われました。
  • 動作の高速化。
  • 最大20%もパフォーマンスが向上しました。
  • 安定性の向上。
  • 多数の脆弱性を修正。

なんかどのブラウザも機能が似てきましたね。
そうなると、軽さと拡張性と使いやすさが求められてくると思います。

また、最新草案版のWebSocket APIやEventSource / Server-Sent イベントに対応したことによって各Webサイトもこれらを使った対話的なページを作成してくることでしょう。
ますます便利になる一方、ネットサーフィンに必要なスペックも上がるのでなんとも言えませんね(笑)

非対応とされてしまうアドオンは、Add-on Compatibility Reporterを使用して対応状況を確認・送信し、開発に貢献してください。

導入方法(Ubuntu標準のものをアップデートする方法)
Ubuntu 11.04をご利用の方は、自動で標準のFirefox 4がアップデートされます。
10.04や10.10をご利用の方は、Firefox 4以降を導入してあれば自動でFirefox 6へ更新されます。

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